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生活・住まい / 知って得する

ラスベガスHousing Market 情報 (2月)

こんにちは、

ラスベガスの不動産市場に関する情報をお届けします。

今年のラスベガスの冬は厳しく寒い日々が少なく、過ごし易かったと思います。花粉の飛散が始まりましたが、気温的にはまだ快適な日々を楽しんでいます。

さて、2月のラスベガスの住宅市場の動向ですが、住宅金利が高い状況であるにもかかわらず、2月は非常に勢いのある結果となりました。一戸建住宅の売上は前年同月比10.1%増の1,896件であり、前月比では28.2%増加しています。価格に関しては、中央値が$460,000となり、前年比8.2%、前月比3.4%の増加となりました。ただし、売り物件は非常に少なく、前年比で25.6%、前月比で2.3%のマイナスとなっています。

上記はラスベガス全体の数字ですが、実際には地域やZip Codeによって価格が大きく異なります。例えば、サマリン地区の代表的なZip Codeである89135の直近のListing中央値は$1,049,450、ヘンダーソンの代表的な89052は$750,000です。また、高級住宅が建設されているヘンダーソンの89012は$2,450,000、北ラスベガスの89084は$505,055となっています。ですので、ラスベガスに引っ越しをお考えの方は、職場や学校、ご興味のある地域、趣味、健康状態、ご自身のニーズや予算に合わせて最適な地域を検討することが重要です。ラスベガスは比較的狭い地域で構成されていますので、一度ご自身で車を走らせて、街の雰囲気を確認してから家を探し始めてみるのが良いと思います。

新築住宅の販売は現在市場全体の15%を占めています。販売数も月ごとに変動しており、2月は若干の減少でしたが、前年比では6%増加しています。特に立地条件の良い場所は好調であり、建築業者が金銭的なインセンティブを提供しています。また、購入者は建築業者が提供するローン会社を利用することで優遇される場合があります。

住宅金利に関しては、先週の木曜日(3月28日)の30年固定金利は6.91%でした(CNBC)。連邦公開市場委員会(Fed)のジェローム・パウエル議長が2024年に3回の金利引き下げがある可能性を示唆したことから、私も含め多くの方々が金利引き下げを期待していたと思います。しかし、アトランタ連銀のラファエル・ボスティック総裁が1回の金利引き下げしか見込んでいないと発言したことで、期待は裏切られたと感じた方もいらっしゃるでしょう。金利引き下げに対する期待が外れたとしても、良い物件が見つかった場合は購入を検討することをお勧めします。実際に、新築物件は数週間ごとに値上がりしており、中古物件においても需要が高い物件はすぐに売却されています。尚、住宅金利のリファイナンスは購入後6ヶ月から可能です。

最後に、2025年4月から予定されているThe A’s ボールパークの建設に伴い、トロピカーナホテルの取り壊しが今年の秋予定と発表されまたし。街の変化、新旧交代は常に考えさせられますね。

以上が最近のラスベガスの不動産市場と動向についての情報でした。
何かご質問やご相談がありましたら、お気軽にお知らせください。
よろしくお願い致します。

日本や他州からも不動産のことならお気軽にご相談ください。主にラスベガス・ヘンダーソン全域の物件を取り扱っております。

  • 登録日 : 2024/03/31
  • 掲載日 : 2024/03/31
  • 変更日 : 2024/04/05
  • 総閲覧数 : 134人
Web Access No.1754121